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<図書>
サトヤマ トイウ モノガタリ : カンキョウ ジンブンガク ノ タイワ
里山という物語 : 環境人文学の対話 / 結城正美, 黒田智編

データ種別 図書
出版者 東京 : 勉誠出版
出版年 2017.6

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越谷図書館(2F一般書架) 519.81||Y97 1000568532

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出版年 2017.6
大きさ 18, 323p ; 19cm
一般注記 文献あり
本文言語 日本語
著者標目  結城, 正美(1969-) <ユウキ, マサミ>
 黒田, 智(1970-) <クロダ, サトシ>
分 類 NDC8:519.81
NDC9:519.81
件 名 BSH:里山
ISBN 9784585221807
NCID BB23969697
書誌ID B000857325
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
SATOYAMAとは何か―人びとの暮らしと多様な生き物を育む自然が調和した美しい環境、里山…。日本の原風景を残すエコロジカルな体系を体現するものとして、近年もその意義は盛んに喧伝され、世界的な関心も集めつつある。しかし、このような理解は里山のすべてを捉えているのだろうか。里山なるものが形成されるトポスがはらむ問題、歴史的に形成・構築された言説のあり方を、さまざまな視点から解きほぐしていくことにより、里山という参照軸から自然・環境をめぐる人間の価値観の交渉を明らかにする。

[目次]
第1部 イメージと場所(里山言説の地勢学―ランドスケープ、場所、ゾーン
なぜ里山なのか―近代の自然言説から
原発のある風景―水上勉『故郷』における里山の変容
日本の景観を飲み込む“里山”
芸術祭と里山・里海―環境美学の視点から
失楽園幻想、サイボーグ、新しいリアリティ)
第2部 せめぎ合う自然と文化(里山―その実態の歴史的変遷と現代的表象
中世日本の「里」と「山」―加賀軽海郷の開発と洪水
絵図に描かれた里山
東京近郊の里山が辿った歴史―横浜市港北区日吉周辺を中心に
「里山の危機」と「竹林拡大」―保護/排除される景観
養生論からみた里山
里と山の相克)

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