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<図書>
ニホンゴ オ カク ヘヤ
日本語を書く部屋 / リービ英雄著
(岩波現代文庫 ; 文芸 ; 191)

データ種別 図書
出版者 東京 : 岩波書店
出版年 2011.10

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越谷図書館(B1文庫) 914.6||L57||文庫 1000472108

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出版年 2011.10
大きさ vi, 221p ; 15cm
一般注記 原著は2001年1月岩波書店刊行
本文言語 日本語
著者標目  Levy, Ian Hideo, 1950-
分 類 NDC9:914.6
ISBN 9784006021917
NCID BB07020244
書誌ID B000487082
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
「コトバ=民族」という概念に反し、外国人が「日本語を書く」ということは、せつなくも本物の越境行為だ。日本語を母語としない西洋出身者で初の日本文学作家となった俊英による体験的日本語論と万葉集から現代の最先端に至るまで、表現の生命を探し求めた鮮烈なエッセイ。西洋語から非西洋語へと越境した著者の経験は、日本語はすべての人に開かれているのだという実感を、私たちのものとする。

[目次]
1(ぼくの日本語遍歴
塀の外で
想像への畏敬―大和路をゆく
伝記なき先駆者たち―表現そのものの歴史
日本語を書く部屋
言霊の再発見
「日本にいる」ことのアイロニー
日本語の「所有権」をめぐって
「世界文学」から「ワールド・フィクション」へ
「表現のことば」新たな輝き)
2(太宰治、「津軽」への旅
安部公房の「満洲」
大庭みな子の「アメリカ」
文学にとって「原爆」とは何なのか:女の「戦後文学」
“談話”『古事記』はひとつの奇跡である
大江健三郎のノーベル賞・夜話
日本語のスケールに触れたとき:司馬遼太郎の「新宿」
「和訳」された大陸
乖離と「アイデンティティ」―「在日」を見直す)
3(越えてきた者の記録
野茂英雄、あるいは「越境」の勝利
新宿へ、アジアの都市へ
越境の時代
特快列車に乗って
北京語の聞こえる部屋)

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