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<図書>
ジンシュ ノ ヒョウショウ ト シャカイテキ リアリティ
人種の表象と社会的リアリティ / 竹沢泰子編
(京都大学人文科学研究所共同研究報告)

データ種別 図書
出版者 東京 : 岩波書店
出版年 2009.5

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越谷図書館(2F一般書架) 469.6||Ta69 1000411236


東京あだち図書館(3F一般書架) 316.8||Ta69 2111110204

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出版年 2009.5
大きさ vi, 320, 8p : 挿図 ; 22cm
一般注記 参照文献: 章末
本文言語 日本語
著者標目  竹沢, 泰子(1957-) <タケザワ, ヤスコ>
分 類 NDC9:316.8
NDC9:469.6
件 名 BSH:人種
BSH:人種差別
ISBN 9784000234641
NCID BA90024203
書誌ID B000424998
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
「人種」が生物学的実体をもたず、社会的構築物にすぎないことが了解されて久しい。にもかかわらず、人種がいまだに強固な社会的リアリティをもつのはなぜだろうか。本書は、スポーツから、ヒトゲノム、絵画、社会運動にいたるまで、さまざまな領域にみられる表象に着目し、人種のリアリティを生み出すその主体的役割に光を当てる。分野横断的かつ地域横断的研究が生み出した、人種研究に新たな一頁を加える刺激的な一冊。

[目次]
1 人種とジェンダー・セクシュアリティ・階級の交錯(アメリカ合衆国における「人種混交」幻想―セクシュアリティがつくる「人種」
「哀れなカッフィ」とは何者か?―黒い肌のチャーティスト
もうひとつの「ネルソンの死」―黒人と女性はなぜ描き加えられたのか?)
2 「見えない人種」の表象(虚ろな表情の「北方人」―「血と土」の画家たちによせて
「顔が変る」―朝鮮植民地支配と民族識別
「顔が変る」―朝鮮植民地支配と民族識別
「見えない人種」の徴表―映画『橋のない川』をめぐって)
3 科学言説の中の人種(混血と適応能力―日本における人種研究 一九三〇‐一九七〇年代
ヒトゲノム研究における人種・エスニシティ概念)
4 21世紀を歩み出した対抗表象(「黒人」から「アフロ系子孫」へ―チャベス政権下ベネズエラにおける民族創生と表象戦略
ポスト多文化主義における人種とアイデンティティ―アジア系アメリカ人アーティストたちの新しい模索
人種表象としての「黒人身体能力」―現代アメリカ社会におけるその意義・役割と変容をめぐって)

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