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<図書>
シイカ ト センソウ : ハクシュウ ト ミンシュウ、ソウリョクセン エノ「ミチ」
詩歌と戦争 : 白秋と民衆、総力戦への「道」 / 中野敏男著
(NHKブックス ; 1191)

データ種別 図書
出版者 東京 : NHK出版
出版年 2012.5

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越谷図書館(B1一般書架) 911.52||N39 1000488726

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出版年 2012.5
大きさ 318p : 挿図 ; 19cm
別書名 異なりアクセスタイトル:詩歌と戦争 : 白秋と民衆総力戦への道
一般注記 参考文献: p301-306
関連年表: p307-310
本文言語 日本語
著者標目  中野, 敏男(1950-) <ナカノ, トシオ>
分 類 NDC8:210.7
NDC9:210.7
NDC9:911.52
件 名 BSH:北原, 白秋
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NDLSH:歌曲 -- 日本 -- 歴史 -- 昭和前期  全ての件名で検索
NDLSH:北原, 白秋(1885-1942)
ISBN 9784140911914
NCID BB09224926
書誌ID B000500636
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
官僚がつくる「唱歌」に猛反発した北原白秋は「童謡」を創生し、震災後の社会に受け入れられて国民詩人の地位を確立する。自治への欲求を高めて大正デモクラシーを担った民衆は、詩人に作詞を依頼して「わが町」を歌いあげる民謡に熱狂した。拡大の一途をたどりつつ国民に奉仕を求める国家、みずから進んで協力する人々、その心情を先取りする詩人、三者は手を取りあうようにして戦時体制を築いてゆく。“抒情”から“翼賛”へと向かった心情の回路を明らかにし、戦前・戦時・戦後そして現在の一貫性をえぐり出す瞠目の書。

[目次]
序章 震災から戦争へ揺れた心情の経験―詩人と民衆の詩歌翼賛への道
第1章 抒情詩歌の成立と本質化される郷愁―日本製郷愁の二つの問題構成
第2章 民衆の植民地主義と日本への郷愁―傷を負った植民者のナショナリズム
第3章 歌を求める民衆/再発見される「この道」―震災後の地方新民謡運動と植民地帝国の心象地理
第4章 国民歌謡と植民地帝国の心情動員―翼賛する詩歌/自縛される心情
終章 継続する体制翼賛の心情

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