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<図書>
チュウセイ ノ ヒンミン : セッキョウシ ト カイコク ゲイニン
中世の貧民 : 説経師と廻国芸人 / 塩見鮮一郎著
(文春新書 ; 890)

データ種別 図書
出版者 東京 : 文藝春秋
出版年 2012.11

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越谷図書館(B1一般書架) 912.4||Sh74 1000496877


東京あだち図書館(3F一般書架)新書 BS||890 2211083167

書誌詳細を非表示

出版年 2012.11
大きさ 265p : 挿図 ; 18cm
一般注記 文献あり
本文言語 日本語
著者標目  塩見, 鮮一郎(1938-) <シオミ, センイチロウ>
分 類 NDC9:912.4
件 名 BSH:説経節
BSH:日本 -- 歴史 -- 室町時代  全ての件名で検索
ISBN 9784166608904
NCID BB10793532
書誌ID B000509333
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
説経節の名作『小栗判官』を題材に、餓鬼として甦り、土車で引かれる主人公の熊野への旅を改めて検証するとともに、貴族や高僧といった上流階級ではなく、庶民の目線から見た貧困、病、宗教、そして恋の道行き等の実態を描く。

[目次]
1章 六根片端の男(つちぐるまの吸引力
中世の小田原宿
貴種の来歴
復讐と鎮魂の系譜
奇想世界『をぐり』の成立)
2章 魅惑の倒錯(美人の特権神話
獣姦を特別視しない文化
道行の幻視
散所
陰陽師村・声聞師村)
3章 中世の恋(盲目杖に咎はなし
乙姫もつよし、小萩もけなげ
無謀な求婚
なぜ人食い馬なのか
受難の放浪劇
人商人と中世奴隷制)
4章 よみがえりの夢(鏡の里の女たち
逢うも別れもの関
清水坂の雑踏
四天王寺の摩多羅神
熊野から、お急ぎあれ
復讐譚で物語誕生
不具と不治の普遍)

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