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<図書>
シュウグ ノ ビョウリ
衆愚の病理 / 里見清一著
(新潮新書 ; 525)

データ種別 図書
出版者 東京 : 新潮社
出版年 2013.6

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東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SHS||525 2211084676

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出版年 2013.6
大きさ 236p ; 18cm
本文言語 日本語
著者標目  里見, 清一 <サトミ, セイイチ>
ISBN 9784106105258
NCID BB1268404X
書誌ID B000539635
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
現役医師が、冷徹な眼差しでこの国を診断。見えてきたのは、国全体を覆う、プロを軽視して素人を持て囃す病だった。「情報が患者の不安を生産する」「敗戦処理はエースの仕事」「民主主義がヒトラーやルーピーを生む」「人は思考停止を欲する」―ロジカルでシニカル、ときにアクロバティックな議論から日本の本当の病状を炙り出す、毒と逆説と笑いに満ちた社会論。

[目次]
1 「敗戦処理」はエースの仕事である(「敗戦処理」とは何か
「患者の死」は忌むべき敗北なのか
「寝たきり」人生の価値)
2 情報が害毒を生産する(不安のもとになる情報
「最悪を想定する」という無責任)
3 「惰性」の研究(惰性の功罪
「タリバンホスピス」の傲慢
人は思考停止を欲する
座生の活用とその限界)
4 諸悪の根源、民主主義(ルーピーを生み出すシステム
自称リーダー多くして国沈む
あなたも私もビョーキである
「信じる」者は救われない)
5 逆風下のプロフェッショナリズム(八百長は文化である
「原子力村」のプロが日本を救う
金で魂を売る作法
死神の仕事、実は医者の仕事)