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<図書>
カガク ノ コマッタ ウラ ジジョウ
科学の困ったウラ事情 / 有田正規著
(岩波科学ライブラリー ; 247)

データ種別 図書
出版者 東京 : 岩波書店
出版年 2016.2

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東京あだち図書館(2F一般書架) 407||A77 2211090639

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出版年 2016.2
大きさ vi, 120p ; 19cm
一般注記 2010年から2014年の間に雑誌『科学』に連載したコラムをまとめ直したもの
本文言語 日本語
著者標目  有田, 正規 <アリタ, マサノリ>
分 類 NDC9:407
件 名 BSH:科学者
ISBN 9784000296472
NCID BB20746109
書誌ID B000829122
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
科学の世界はいま、大きく変化している。多額の研究費と引換えに成果主義や市場原理主義が導入され、研究者に実用性や社会貢献が求められる。研究環境は悪化し、研究の大規模化で予算は高騰し、不正によるメリットも膨らんでいる。これをどう是正するのか。研究はどうあるべきか。現役の研究者が現実的な方策を提示する。

[目次]
1 危機に瀕する科学(基礎科学はこれでよいのか
天職からシゴトになった科学)
2 科学者というシゴト(研究の影に隠れる大学院教育
商業化される国際会議―失われゆくソサイエティ
研究者のベーシック・インカム
研究のマル査)
3 学術論文という制度(学術研究というビジネスの裏側
論文数はどれほど重要か―置き去りにされる質
知識の1パーセント則
ハイエナ学術出版
ライブラリ化する大学図書館の未来
オープンサイエンスを誰が支えるのか)
4 不正はなぜ起きるのか(不適切なオーサーシップ
信用を傷つける「メガホン科学」
腐ったリンゴは落ちるか
研究不正とその対策)
5 社会における科学のあり方(老後の初心忘るべからず
評価経済社会
技術化する科学
社会のための、個人の科学)

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