このページのリンク

<図書>
ムカシバナシ ノ ナゾ : アノヨ ト コノヨ ノ シンワガク
昔ばなしの謎 : あの世とこの世の神話学 / 古川のり子 [著]
(角川文庫 ; 19986)

データ種別 図書
出版者 東京 : KADOKAWA
出版年 2016.9

所蔵情報を非表示



越谷図書館(2F文庫) 388.1||F93||文庫 1000559516

書誌詳細を非表示

出版年 2016.9
大きさ 268p : 挿図 ; 15cm
一般注記 「昔ばなし : あの世とこの世を結ぶ物語」(山川出版社 2013年刊)の改題、加筆修正
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 J-118-1」の表示あり
本文言語 日本語
著者標目  古川, のり子 <フルカワ, ノリコ>
分 類 NDC8:388.1
NDC9:388.1
件 名 BSH:民話 -- 日本  全ての件名で検索
ISBN 9784044000806
NCID BB22347884
書誌ID B000838650
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
桃太郎はなぜ桃から生まれ、犬と猿と雉を味方につけたのか。浦島太郎が玉手箱を開けて死ぬ定めにあるのはなぜか。人間を喰らおうとする山姥の正体とは。誰もが知りながら、荒唐無稽で謎めいた昔ばなしの世界。しかし多様な伝承の森に深く分け入り、古代神話や民間信仰にその足跡をたどるとき、死と再生、性と笑い、異界とこの世をめぐる共通の世界観が浮かび上がる。現代人が忘れてしまった豊かな意味を取り戻すための神話学。

[目次]
桃太郎―桃太郎はなぜ犬と猿と雉を連れていくのか
かちかち山―トリックスター、稲羽の素兎の末裔たち
花咲爺さん―お爺さんはなぜ犬の灰をまくのか
浦島太郎―分断された乙姫の玉手箱
鬼の子小綱―笑いと性の力が春を呼ぶ
三枚の護符―便所はあの世の出入り口
蛇婿入り―苧環はなぜ蛇を退治するのか
蛇女房―無欲と貪欲の報酬
産神問答―魂を掃き出す箒の力
ミソサザイは鳥の王―仁徳はいかにして聖帝になったか
ホトトギスと兄弟―夜鳴く鳥の悲しい前世
鉢かづき姫―顔を覆い隠す花嫁
一寸法師―脱皮する少年たち

 類似資料