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<図書>
ブシドウ ノ セイシンシ
武士道の精神史 / 笠谷和比古著
(ちくま新書 ; 1257)

データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2017.5

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越谷図書館(2F一般書架) 156||Ka73 1000567409


東京あだち図書館(3F一般書架)新書 CHS||1257 2211094544

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出版年 2017.5
大きさ 236p : 挿図 ; 18cm
一般注記 参考文献: p231-234
本書はNHKラジオテキスト『いま生きる武士道 - その精神と歴史』(2015.10)に大幅な加筆修正を加えたもの
本文言語 日本語
著者標目  笠谷, 和比古(1949-) <カサヤ, カズヒコ>
分 類 NDC9:156
件 名 BSH:武士道
ISBN 9784480069603
NCID BB23583565
書誌ID B000851795
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍艦』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。

[目次]
現代にとって武士道とは何か
武士の誕生―家と氏の成立
中世武士のエートス―もののふの道、弓矢取る身の習い
明文化される武士道―『甲陽軍艦』『諸家評定』『可笑記』
「治者」としての武士―徳川時代における武士道の深化・発展
生き延びるための思想―『葉隠』をめぐる誤解
持続的平和の時代の武士道―信義と仇討ち
国民文化としての武士道―庶民への浸透
武士の社会と経済倫理―資本主義のさきがけ
女性と武士道―武士道の主体としての女性
明治武士道とその後―近代化と国家主義
武士道七則―「忠」「義」「勇」「誠」「証」「礼」「普」
いま生きる武士道

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