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<図書>
ナゼ サンシロウ ワ ヒレン ニ オワル ノカ : ゴハイ デ ヨミトク キンダイ ブンガク
なぜ『三四郎』は悲恋に終わるのか : 「誤配」で読み解く近代文学 / 石原千秋著
(集英社新書 ; 0776F)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2015.3

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越谷図書館(B1一般書架) 910.26||I74 1000538967


東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||0776F 2211088280

書誌詳細を非表示

出版年 2015.3
大きさ 198p ; 18cm
別書名 異なりアクセスタイトル:なぜ三四郎は悲恋に終わるのか : 誤配で読み解く近代文学
本文言語 日本語
著者標目  石原, 千秋 (1955-) <イシハラ, チアキ>
分 類 NDC9:910.26
件 名 NDLSH:日本小説 -- 歴史 -- 明治以後  全ての件名で検索
NDLSH:恋愛 -- 文学上  全ての件名で検索
ISBN 9784087207767
NCID BB18274572
書誌ID B000549879
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
夏目漱石『三四郎』『それから』、田山花袋『蒲団』、森鴎外『雁』、川端康成『雪国』、三島由紀夫『春の雪』…近代文学の名作の多くが「悲恋小説」なのはなぜなのか。著者は哲学者ジャック・デリダが用いた「誤配」という概念を鍵にしてそれらを再解釈する。そして「恋愛」というテーマに留まらない、近代文学と現代文学との間に横たわる大きな断層を見出す。早稲田大学の人気教授が、あの名作に隠された秘密を、全く新しい読み方によって明らかにする一冊。

[目次]
第1章 悲恋小説作家・夏目漱石
第2章 作家の闘争・田山花袋『蒲団』
第3章 読者の恋・森鴎外『雁』
第4章 誰がシャッターを切ったのか・武者小路実篤『友情』
第5章 読まれなかった手紙・志賀直哉『暗夜行路』
第6章 スターの条件・谷崎潤一郎『痴人の愛』
第7章 それを愛と呼んでもいい・川端康成『雪国』
第8章 この甘ったれた若者・石原慎太郎『太陽の季節』
第9章 優雅なニヒリストたち・柴田翔『されどわれらが日々―』
第10章 空虚な中心・三島由紀夫『春の雪』

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