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<図書>
ガイチュウ ノ タンジョウ : ムシ カラ ミタ ニホンシ
害虫の誕生 : 虫からみた日本史 / 瀬戸口明久著
(ちくま新書 ; 793)

データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2009.7

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越谷図書館(2F一般書架) 486.1||Se93 1000416393


東京あだち図書館(3F一般書架)新書 CHS||793 2211073799

書誌詳細を非表示

出版年 2009.7
大きさ 217p : 挿図 ; 18cm
一般注記 主要参考文献: p203-211
本文言語 日本語
著者標目  瀬戸口, 明久 (1975-) <セトグチ, アキヒサ>
分 類 NDC9:486.1
NDC9:498.69
NDC9:615.86
件 名 BSH:害虫
NDLSH:農業昆虫学 -- 歴史  全ての件名で検索
NDLSH:衛生動物学 -- 歴史  全ての件名で検索
NDLSH:衛生行政 -- 日本 -- 歴史 -- 明治以後  全ての件名で検索
ISBN 9784480064943
NCID BA90616891
書誌ID B000436765
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
江戸時代、虫は自然発生するものだと考えられていた。そのため害虫による農業への被害はたたりとされ、それを防ぐ方法は田圃にお札を立てるという神頼みだけだった。当時はまだ、いわゆる“害虫”は存在していなかったのだ。しかし、明治、大正、昭和と近代化の過程で、“害虫”は次第に人々の手による排除の対象となっていく。日本において“害虫”がいかにして誕生したかを、科学と社会の両面から考察し、人間と自然の関係を問いなおす手がかりとなる一冊。

[目次]
第1章 近世日本における「虫」(日本における農業の成立
江戸時代人と「蝗」
虫たちをめぐる自然観)
第2章 明治日本と“害虫”(害虫とたたかう学問
明治政府と応用昆虫学
農民VS明治政府
名和靖と「昆虫思想」)
第3章 病気―植民地統治と近代都市の形成(病気をもたらす虫
植民地統治とマラリア
都市衛生とハエ)
第4章 戦争―「敵」を科学で撃ち倒す(第一次世界大戦と害虫防除
毒ガスと殺虫剤
マラリアとの戦い)

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