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<図書>
トウダイ デ ブンガク オ マナブ : ドストエフスキー カラ タニザキ ジュンイチロウ エ
東大で文学を学ぶ : ドストエフスキーから谷崎潤一郎へ / 辻原登著
(朝日選書 ; 920)

データ種別 図書
出版者 東京 : 朝日新聞出版
出版年 2014.6

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越谷図書館(B1一般書架) 904||Ts41 1000527832


湘南図書館(3F一般書架) 904||Ts41 2111127014

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出版年 2014.6
大きさ 309p : 地図 ; 19cm
一般注記 2013年4月11日-7月18日まで東京大学で「近現代小説研究2」として14回行われた授業をもとにしたもの (単行本化にあたって、諸事情により割愛した授業あり)
主な参考文献: p272-276
本文言語 日本語
著者標目  辻原, 登(1945-) <ツジハラ, ノボル>
分 類 NDC8:904
NDC9:904
件 名 BSH:文学
ISBN 9784022630209
NCID BB15749345
書誌ID B000537223
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
いま最も脂がのっている小説家が、東大生150人を前に、14回にわたって、挑発的、刺激的、縦横無尽に、世界文学、日本文学を語りつくした名講義。小説の起源を古代中国の歴史と志怪・伝奇にまでさかのぼって見極め、翻って、横光利一「純粋小説論」、小林秀雄「私小説論」、柳田國男「山の人生」からドストエフスーの小説の重要な場面に必ず差し込む斜めの光を発見する。斜光はいったいどこから来るのか、そして何を照らし出すのか?われわれは斜光に導かれて、フロイトの「家族小説」へ、そして『源氏物語』へ、さらに谷崎潤一郎へとたどり着く…。学生には全講義の要約がレポートとして課せられた。そのレポート16本を収録する。

[目次]
第1講義 小説家が小説を解剖する(近代小説のはじまり
フォースターによる歴史と小説 ほか)
第2講義 ドストエフスキー『罪と罰』を読む―人殺しの残酷な物語はなぜ読み継がれてきたのか(横光利一と小林秀雄の「偶然と必然の問題」から、ドストエフスキーを考える
すぐれた作家は場面に集中する ほか)
第3講義 「もはや誰の息子でもない」―犯罪小説、探偵小説、家族小説を読む(「三菱銀行猟銃強盗・人質事件」
二十世紀の三大発明の一つ、精神分析 ほか)
第4講義 『古事記』と神話批判としての『源氏物語』(『古事記』の構成について
「倭建命」の物語、貴種流離譚 ほか)
第5講義 谷崎潤一郎―渡りをへたる夢のうきはし(谷崎潤一郎『鍵』をこっそり読んだ
谷崎潤一郎と映画 ほか)

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