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<図書>
エイガ モノガタリ : レキシ カラ ノ ダッカン
栄花物語 : 歴史からの奪還 / 高橋亨, 辻和良編

データ種別 図書
出版者 東京 : 森話社
出版年 2018.10

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越谷図書館(B1一般書架) 913.392||Ta33 1000583713

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出版年 2018.10
大きさ 267p ; 22cm
一般注記 引用文献: 各論文末
本文言語 日本語
著者標目  高橋, 亨(1947-) <タカハシ, トオル>
 辻, 和良(1956-) <ツジ, カズヨシ>
分 類 NDC8:913.422
NDC9:913.392
NDC10:913.392
件 名 BSH:栄華物語
ISBN 9784864051330
NCID BB2718039X
書誌ID B000891450
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
『栄花物語』を嚆矢とする歴史物語は、これまで文学作品と認識されつつも、「歴史書」であるともみなされてきた。しかし、『栄花物語』が“物語”であることの意味を真に問うため、「歴史書」という認識をいったん傍らに置いて、『栄花物語』を徹底的に“物語”として読み、その論理や表現の構造を明らかにする。

[目次]
物語と歴史の境界あるいは侵犯
エクリチュールとしての『栄花物語』―『狭衣物語』との近似性に着目して
藤原登子―“物語化”された尚侍
源倫子―その摂関家の正妻らしからぬ行動
永平親王の語りをめぐって―「十二ばかりに」に着目して
『栄花物語』の立后と「一の人」―歴史認識の形成
『栄花物語』「みはてぬゆめ」巻の構造―不敬事件へと収斂する物語
二人のかぐや姫―『栄花物語』巻第六「かかやく藤壺」の彰子と定子
『栄花物語・初花』の“語り手女房”―語り換えの方法
『栄花物語』、固有の“歴史”語り―小一条院東宮退位をめぐる延子・顕光の恨み
『栄花物語』進命婦考―続編の叙述の方法をめぐって
『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察―賀茂斎院神事の記録

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