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<図書>
キエタイ : ギャクタイ サレタ ヒト ノ イキカタ カラ シル ココロ ノ シアワセ
消えたい : 虐待された人の生き方から知る心の幸せ / 高橋和巳著
(ちくま文庫 ; [た36-4])

データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2017.2

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越谷図書館(2F文庫) 493.74||Ta33||文庫 1000565925


湘南図書館(2F文庫新書コーナー) CH||た||36-4 2211093980

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出版年 2017.2
大きさ 318p ; 15cm
一般注記 2014年3月筑摩書房刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
本文言語 日本語
著者標目  高橋, 和巳(1953-) <タカハシ, カズミ>
分 類 NDC8:493.74
NDC9:493.74
件 名 BSH:心的外傷後ストレス障害
BSH:児童虐待
ISBN 9784480434326
NCID BB23037634
書誌ID B000850751
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
精神科医である著者は、虐待された人たちが「死にたい」ではなく「消えたい」という表現で「自殺への欲求」を語ることに気付いた。そこには、前提となる「生きたい」がないのだ。彼らがどのように育ち、生き延びて、どんな苦しみを背負っているのかを、丁寧にたどる。そして、立ち直っていった経緯を明らかにする中で、人間の存在の不思議さと、幸せの意味に迫る。

[目次]
第1章 もうこの世から消えてしまいたい(光の首飾り
被虐待児の人生から教えてもらったこと)
第2章 異なる世界で生きる人々(私には日にちがない
私には過去がない、それを返してほしい
社会的存在ができあがる仕組み
異邦人―“社会的存在になれなかった被虐待者”
この地上には異なる二つの世界がある―心理カプセルの内と外)
第3章 児童虐待とはどういうものか(虐待かどうかの、二つの判定基準
虐待の継続性と異常性―虐待判定その1
虐待は愛着関係を作れない母親のもとで起こる―親の心理状態の評価)
第4章 回復―一緒の世界でみんなと手をつなぐ(発達障害と誤診された被虐児、浩樹君の回復
生きる義務感を相対化する
存在の不確かさゆえに効かない精神療法
人からもらう愛情、人に与える愛情を取り戻す
子どもから教えてもらう愛情)
第5章 心はさらに広い世界へ(社会的存在の範囲を生き直す
二つの存在を同時に生きる
二つの存在を生きる)

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