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<図書>
ハキケ : アル キョウレツナ カンカク ノ リロン ト レキシ
吐き気 : ある強烈な感覚の理論と歴史 / ヴィンフリート・メニングハウス [著] ; 竹峰義和, 知野ゆり, 由比俊行訳
(叢書・ウニベルシタス ; 943)

データ種別 図書
出版者 東京 : 法政大学出版局
出版年 2010.8

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湘南図書館(3F一般書架) 701.1||Me51 2111114372

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出版年 2010.8
大きさ viii, 763, 89p ; 20cm
別書名 原タイトル:Ekel : Theorie und Geschichte einer starken Empfindung
一般注記 索引: 巻末p1-7
引用文献: 巻末p9-30
本文言語 日本語
著者標目  Menninghaus, Winfried, 1952-
 竹峰, 義和(1974-) <タケミネ, ヨシカズ>
 知野 ゆり <チノ, ユリ>
 由比, 俊行(1976-) <ユイ, トシユキ>
分 類 NDC8:701.1
NDC9:701.1
件 名 BSH:美学
BSH:嘔吐
ISBN 9784588009433
NCID BB0302323X
書誌ID B000760114
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
古典主義美学における「吐き気」と「美」のあいだの交錯関係、カントによる「吐き気」の理論的・実践的位置づけ、初期ロマン主義における「腐敗」の詩学、ボードレール、ローゼンクランツ、ニーチェ、フロイト、カフカ、バタイユ、サルトル、クリステヴァまで“反美学”の系譜を明らかにする。

[目次]
序章 嘔吐と笑いのはざまで―吐き気の哲学の消尽点
第1章 美学理論における吐き気というタブーと吐き気の遍在
第2章 厭わしい部位と吐き気を催させる時間―理想美を湛えた身体の構成
第3章 「強烈な生命感覚」と哲学のオルガノン―カントにおける吐き気の判断
第4章 腐敗のポエジー―「美しき吐き気」と「ロマン主義的なもの」の病理学
第5章 吐き気の「否」とニーチェの認識の「悲劇」
第6章 悪臭を発することの精神分析―フロイトにおけるリビドー、吐き気、文化の発展
第7章 吐き気の天使―“硫黄臭い”快の“無垢なる”享受をめぐるカフカの詩学
第8章 聖なる吐き気(バタイユ)と実存のべとつくマーマレード(サルトル)
第9章 アブジェクトな母(クリステヴァ)、“アブジェクト・アート”、吐き気・現実界・真理の収斂

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