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<図書>
ツクラレル ヤマイ : カジョウ イリョウ シャカイ ト セイジョウビョウ
つくられる病 : 過剰医療社会と「正常病」 / 井上芳保著
(ちくま新書 ; 1089)

データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2014.9

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東京あだち図書館(3F一般書架)新書 CHS||1089 2211087498


越谷_人間科学部07
1000530487

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出版年 2014.9
大きさ 270p : 挿図 ; 18cm
別書名 異なりアクセスタイトル:つくられる病 : 過剰医療社会と正常病
一般注記 参考文献: p266-270
本文言語 日本語
著者標目  井上, 芳保 (1956-) <イノウエ, ヨシヤス>
分 類 NDC8:498.04
NDC9:498.04
件 名 BSH:医療
BSH:健康管理
ISBN 9784480067968
NCID BB16551070
書誌ID B000539668
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
些細なからだの不調が「病気」と診断され、やがて本当に病気になってしまう―このような理不尽な事態は、なぜ起きるのか。それは、人々が「正常であらねばならない」と強迫的に思い込む「正常病」にかかっているからだ。過剰な医療が甚大な被害をもたらした子宮頚がんワクチン、恣意的な診断や投薬が症状を悪化させる精神科医療など、さまざまな分野で、いかに病がつくり出されているかを検証。そしてその背景にある近代の管理思想、現代の社会システムの病理を問い直す。

[目次]
プロローグ 「うつ病」ではなく「正常病」かもしれない
第1章 強迫的に進む医療化とつながりの崩壊―犠牲になる子どもたち
第2章 広がる健康不安、狭まる「正常」の幅―戦時の「健康優良児」からメタボ健診まで
第3章 医療化する社会はどこに向かっているのか―病に居座る人々が病によってつながる
第4章 なぜ、「正常病」の広がる社会になったのか―匿名のまなざしへの不安と出世主義者の問題を問う
第5章 制度としての「精神の病」を再考する―「正常病」患者は病因と向き合わねばならない
エピローグ 「正常病」からの脱出のために

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