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<図書>
ジカン ノ ゲンゴガク : メタファー カラ ヨミトク
時間の言語学 : メタファーから読みとく / 瀬戸賢一著
(ちくま新書 ; 1246)

データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2017.3

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越谷図書館(B1一般書架) 801.6||Se93 1000565907


東京あだち図書館(3F一般書架)新書 CHS||1246 2211093664

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出版年 2017.3
大きさ 205p : 挿図 ; 18cm
本文言語 日本語
著者標目  瀬戸, 賢一(1951-) <セト, ケンイチ>
分 類 NDC9:801.6
件 名 BSH:比喩
BSH:時間(哲学)
ISBN 9784480069504
NCID BB23213952
書誌ID B000849211
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
時間は抽象なので、私たちが時間を認識するとき、なにかに「見立て」るしかない。この「見立て」つまりメタファーを分析することで、“時間”を具体的に意識化することができる。近代において最も強固な「見立て」は“時は金なり”のメタファー。コーパスや、具体的なテキスト(「吾輩は猫である」「モモ」等)を探り、私たちが縛られているさまざまな時間のメタファーを明らかにした上で、新しい時間概念(「時間は命」)を模索したい。

[目次]
第1章 時間をことばで表すと―『広辞苑』vs.『新明解』(『広辞苑』の定義の変遷
『新明解』の挑戦)
第2章 「時間」と「とき」(ときの意味―ゆったりと流れるもの
時間の意味―計量されるもの
「時は金なり」は「時間は金なり」?)
第3章 時間経過の認識論(哲学者たちは時間をどう思索したか?
時間はどう流れるか)
第4章 時間のメタファー(時は金なり
時間に追われる
時間のネットワーク―時間のことばの全体像)
第5章 新たな時間概念を求めて(“時間は命”
時間の円環を取り戻す)

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