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<図書>
キム ワ ナゼ サバカレタ ノカ : チョウセンジン BCキュウ センパン ノ キセキ
キムはなぜ裁かれたのか : 朝鮮人BC級戦犯の軌跡 / 内海愛子著
(朝日選書 ; 848)

データ種別 図書
出版者 東京 : 朝日新聞出版
出版年 2008.10

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東京あだち図書館(3F一般書架) 329.67||U96 2111106586

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出版年 2008.10
大きさ 382p : 挿図, 地図, 肖像 ; 19cm
別書名 異なりアクセスタイトル:キムはなぜ裁かれたのか : 朝鮮人BC級戦犯の軌跡
一般注記 参考文献: p361-365
年表: p367-382
本文言語 日本語
著者標目  内海, 愛子(1941-) <ウツミ, アイコ>
分 類 NDC9:329.67
件 名 BSH:戦争犯罪
BSH:太平洋戦争(1941-1945)
BSH:朝鮮人
ISBN 9784022599483
NCID BA87430862
書誌ID B000744112
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
連合国によるBC級戦犯裁判では、朝鮮人148人が有罪となり、23人が死刑になっている。なぜ多くの朝鮮人が戦犯になったのか。戦時中、日本軍は捕虜の扱いを決めたジュネーブ条約を無視し、連合軍捕虜の4人に1人が死亡した。その捕虜監視を朝鮮人に当たらせていた。裁判では、命令に従うしかなかったにせよ、個人の責任が厳しく追及されたのだった。戦後、「日本人」としてスガモプリズンにつながれ、釈放後は「外国人」として補償や援護の対策からはずされ、「対日協力者」として祖国にも帰れなかった朝鮮人戦犯たち。彼らを30年間追ってきた筆者は、裁判記録と本人証言をつきあわせ、現場を歩き、被害と加害が錯綜する歴史の真相を明らかにする。彼らはなぜ、何を、裁かれたのか。植民地支配、捕虜政策、戦争裁判、戦争責任を検証し、彼らの人生をたどりながら、「戦争」と「戦後」を問う。

[目次]
第1章 帰れなかった故郷
第2章 強制か志願か
第3章 日本軍と捕虜
第4章 ジャワ極楽、地獄のハルク
第5章 「なぜ戦犯に?」
第6章 死刑の恐怖
第7章 日本へ、スガモプリズンへ
第8章 戦争責任・戦後責任

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