このページのリンク

<図書>
ニホン ト チュウゴク : ソウゴ ゴカイ ノ コウゾウ
日本と中国 : 相互誤解の構造 / 王敏著
(中公新書 ; 1966)

データ種別 図書
出版者 東京 : 中央公論新社
出版年 2008.9

所蔵情報を非表示



越谷図書館(2F一般書架) 361.5||O11 1000401716


湘南図書館(2F文庫新書コーナー) C||1966 2211070853

書誌詳細を非表示

出版年 2008.9
大きさ iv, 242p ; 18cm
本文言語 日本語
著者標目  *王, 敏(1954-) <wang, min>
分 類 NDC8:361.5
NDC9:361.5
件 名 BSH:日本
BSH:中国
ISBN 9784121019660
NCID BA87180244
書誌ID B000412585
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
中国文化に学び、輸入した漢字に国字、平仮名・片仮名まで加えて表現の幅を広げた日本。日本製品を使い、マンガ、アニメに親しんで、「萌え」「かわいい」を輸入する中国。両国の交流は進み、相互理解は深まっているように見えるが、「同文同種」の底にあるのは実は相互誤解ではないのか。季語・季題、四字熟語、謝罪会見、熟年離婚―。両国の言葉と文化の類似性と独自性を歴史的に検証し、相互理解への道を探る。

[目次]
第1章 漢字と国字―「漢字文化」体験から教えられるもの(漢字を楽しむ文化
「同文同種」の疑問
国字を創らせた日本文化の独自性
戦前の中国人留学生と翻訳革命
「仮名」文化と漢字文化
「詫び」「寂び」にぴったりの外国語は
一輪挿しの啓発)
第2章 謝罪もマニュアル必要―「寛容文化」体験から教えられるもの(犯人に「ありがとう」と感謝した警察側
何を詫びるかが問題)
第3章 「話せばわかる」のか―表現形式から教えられるもの(大事なことほど以心伝心ですます文化
おとなしい修飾表現の日本語
日本語と中国語を比べれば
憤りも悲しみも喜びも無言)
第4章 言葉にも季節がある―自然体験から教えられるもの(季語との出会い
自然への気配り
季節の習慣化と魯迅の手紙
古代にさかのぼるほど、中国でも「季語」意識
自然に求める生命観・感性が本性の日本文化)
第5章 未完成の課題―日本研究の先駆者に教えられるもの(中国人先駆者の提言
代表的な三つの模索)

 類似資料