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<図書>
カミ ト ホトケ ノ デアウ クニ
神と仏の出逢う国 / 鎌田東二著
(角川選書 ; 449)

データ種別 図書
出版者 東京 : 角川学芸出版
出版者 東京 : 角川グループパブリッシング (発売)
出版年 2009.9

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越谷図書館(2F一般書架) 162.1||Ka31 1000416483

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出版年 2009.9
大きさ 262p, 図版 [2] p : 挿図 ; 19cm
一般注記 参考文献: p258-262
本文言語 日本語
著者標目  鎌田, 東二(1951-) <カマタ, トウジ>
分 類 NDC8:162.1
NDC9:162.1
件 名 BSH:宗教 -- 日本  全ての件名で検索
BSH:日本思想
ISBN 9784047034495
NCID BA91349881
書誌ID B000437162
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
神道はユーラシア大陸の東の果てで自然発生的に生まれ、形成されてきた日本人のしきたりだ。6世紀に仏教が日本に伝来すると、神と仏は寄り添い、民間信仰などを取り込み、日本独自の神仏観をかたちづくってきた。日本文化の底流を成す神仏習合の歴史を見直し、社会不安に満ちている現代で、平和に向かって何ができるのか。新しい日本的霊性を見出し、その可能性を問う。

[目次]
第1章 神と仏の原理的違いと習合化のメカニズム―神神習合から神仏習合への流れ(法螺貝から始まる
「神」と「仏」の出逢い
春日大社「おん祭」
「神=カミ」と「仏=ホトケ」の原理的違い
「神道」と「仏法」
『古事記』と『日本書紀』と『風土記』)
第2章 古代律令神道・律令仏教から中世神道・中世仏教へ(記紀神話の成立とその要点
「神道」とは何か
外来宗教としての仏教
七世紀の宗教革命
最澄と空海
霊的国防都市としての平安京
古代世界の崩壊と中世世界の始まり)
3章 中世における神と仏(伊勢神道の成立と特徴
吉田神道の確立と特徴
神国思想と豊臣秀吉及び徳川家康の切支丹禁止政策と鎖国)
第4章 国学(古学)と幕末維新期の神道と仏教(古代神話―調停的・分治的一者の確立
中世神話―根源的・個的一者の確立
近世神話―仮構的・内向的一者の確立
近代神話―対抗的・外交的一者の確立
柳田國男と折口信夫の民俗学と「新国学」)
第5章 神仏分離(判然)から神仏共働へ―新神仏習合の時代へ(五つの神話とその現代的意味
戦争と平和
戦後神話、柳田國男と折口信夫の新国学再論と霊性の立場
今日問われる日本的霊性)

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