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<図書>
キョショウ カノウ タンユウ ノ タンジョウ : エド ショキ、ショウグン モ テンノウ モ アイシタ ガカ ノ サイノウ ト キョウグウ
巨匠狩野探幽の誕生 : 江戸初期、将軍も天皇も愛した画家の才能と境遇 / 門脇むつみ著
(朝日選書 ; 925)

データ種別 図書
出版者 東京 : 朝日新聞出版
出版年 2014.10

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湘南図書館(3F一般書架) 721.4||Ka58 2111127974

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出版年 2014.10
大きさ 30, 273, viip, 図版 [8] p : 挿図 ; 19cm
別書名 異なりアクセスタイトル:巨匠狩野探幽の誕生 : 江戸初期将軍も天皇も愛した画家の才能と境遇
一般注記 主要参考文献: p262-272
本文言語 日本語
著者標目  門脇, むつみ(1970-) <カドワキ, ムツミ>
分 類 NDC8:721.4
NDC9:721.4
件 名 FREE:狩野, 探幽
ISBN 9784022630254
NCID BB16842969
書誌ID B000784435
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
17世紀の画壇を率いた巨匠、狩野探幽。名門画家の家に生まれ、天才少年ともてはやされ、徳川家康以下四将軍の御用をつとめ、後水尾天皇はじめ宮廷人に愛され、亡くなるまで精力的な活動を続けた。淡い墨や色がモチーフの微妙なニュアンスを描き出し、白い余白がモチーフを包む大気となって絵の外へと続く。探幽は時代が求める「新しい絵」を提供した。その画業は同時代の政治や文化と密着して展開していた。他の画家の作品と何が違うのか。将軍、天皇以下、大物政治家などパトロンや文化人とどのように交流したのか。いかにして工房をまとめ、組織の長として大規模な画事に取り組んだのか。探幽が巨匠となり得た秘密を、言葉を尽くし、図版を駆使して解き明かす。

[目次]
第1章 生涯―五つのターニングポイント(誕生から十六才で徳川幕府御用絵師となるまで
十六才から三十四才で探幽斎号を名のり始める前まで
三十四才から四十九才の尚信死没まで
四十九才から六十一才で法印となるまで
六十一才から七十三才の死没まで)
第2章 画技―比べて分かる探幽画の魅力 探幽はどのように天才なのか(探幽様式の形成
狩野山雪―探幽と境遇の異なる京狩野の当主
狩野尚信、安信―探幽とは異なる個性、様式を備えた二人の兄弟
安信様式
次世代の画家たち―息子探信、探雪、甥時信・常信、養子益信、弟子久隅守景)
第3章 社交―画業の充実と社会的栄達をはかる 画家にとっての社交(大名稲葉家=パトロン
大徳寺僧江月宗玩=教導者
御用儒学者林家=技官仲間)
第4章 組織の長―制作体制と一門の実態 巨匠と工房(多作の実態
探幽一門
工房制作
二つの屋敷)

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