<図書>
テツドウ エノ ユメ ガ ニホンジン オ ツクッタ : シホン シュギ・ミンシュ シュギ・ナショナリズム
鉄道への夢が日本人を作った : 資本主義・民主主義・ナショナリズム / 張彧暋著 ; 山岡由美訳
(朝日選書 ; 937)
データ種別 | 図書 |
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出版者 | 東京 : 朝日新聞出版 |
出版年 | 2015.10 |
所蔵情報を非表示
巻 次 | 予約 | 刷 年 | 配架場所 | 請求記号 | 資料番号 | 状 態 | コメント | 仮想書架 |
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東京あだち図書館(2F一般書架) | 686.21||C52 | 2111130631 |
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書誌詳細を非表示
出版年 | 2015.10 |
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大きさ | 281, 57p ; 19cm |
別書名 | 原タイトル:Tracking the national dream of the sojourners : railway building as an institution in modern Japan 異なりアクセスタイトル:鉄道への夢が日本人を作った : 資本主義民主主義ナショナリズム |
一般注記 | 英文の博士論文を日本の読者向けに翻訳・編集したもの 「博士論文の原題は「渡り者の国民の夢を追跡する--近代日本における制度としての鉄道建設」(Tracking the national dream of the sojourners : railway building as an institution in modern Japan)」: p.270 参考文献: 巻末p29-57 |
本文言語 | 日本語 |
著者標目 | 張, 彧暋 <チョー, イクマン> 山岡, 由美(1966-) <ヤマオカ, ユミ> |
分 類 | NDC8:686.21 NDC9:686.21 |
件 名 | BSH:鉄道 -- 日本 全ての件名で検索 |
ISBN | 9784022630377 |
NCID | BB19708769 |
書誌ID | B000790392 |
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より
[あらすじ]
「ここに鉄道が通ったならば…」まだ線路が敷かれていないにもかかわらず、近代の日本人は鉄道が多大な利益をもたらすと信じ、鉄道に大いなる期待を寄せていた。「鉄道は役に立つ」と、鉄道建設の大事業をなしとげるため、債券によって資金を募り、会計制度、商業法などを整備する過程で資本主義が行き渡った。鉄道未敷設の地域では、政党政治家が有権者に敷設の公約を掲げて投票を促し、住民が中央へ陳情を繰り返すなど、民主主義的な行動で鉄道敷設の夢を実現しようとした。鉄道で各地を巡幸する天皇をみた人々は、特別仕立ての列車に国体を実感した。鉄道への信仰が近代化をおし進め、「日本人」を作ったのだが、果たしてその鉄道信仰には根拠があったのか―。歴史社会学という観点で日本の近代化の特殊性を描き出す意欲作。
[目次]
序章 鉄道という夢と謎―日本の読者に向けて(鉄道が映し出す日本
本書のねらい)
第1章 資本主義の誕生と鉄道の敷設(一八六八‐一九〇六年)(隠された起源―国家事業としての鉄道敷設のはじまり
国家と資本家の関係構築
鉄道国家と国有鉄道)
第2章 近代国家と民主主義と鉄道(一八八〇‐一九三六年)(「国」に実体を与える地方
政党政治黎明期の地方民と政治家
改軌と改正鉄道敷設法と日本のケインズ
民主主義を定着させた誘致活動)
第3章 国民意識と鉄道(一八九〇‐一九三七年)(政治的支配としての行幸啓
世俗的巡礼としての鉄道旅行
標準化した鉄道旅行―国体創出と想像)
第4章 結論―国民の夢を乗せて、列車は走る(なぜ鉄道が近代化を促したのか
社会学から見た鉄道制度
エピローグ
むすびにかえて)
[あらすじ]
「ここに鉄道が通ったならば…」まだ線路が敷かれていないにもかかわらず、近代の日本人は鉄道が多大な利益をもたらすと信じ、鉄道に大いなる期待を寄せていた。「鉄道は役に立つ」と、鉄道建設の大事業をなしとげるため、債券によって資金を募り、会計制度、商業法などを整備する過程で資本主義が行き渡った。鉄道未敷設の地域では、政党政治家が有権者に敷設の公約を掲げて投票を促し、住民が中央へ陳情を繰り返すなど、民主主義的な行動で鉄道敷設の夢を実現しようとした。鉄道で各地を巡幸する天皇をみた人々は、特別仕立ての列車に国体を実感した。鉄道への信仰が近代化をおし進め、「日本人」を作ったのだが、果たしてその鉄道信仰には根拠があったのか―。歴史社会学という観点で日本の近代化の特殊性を描き出す意欲作。
[目次]
序章 鉄道という夢と謎―日本の読者に向けて(鉄道が映し出す日本
本書のねらい)
第1章 資本主義の誕生と鉄道の敷設(一八六八‐一九〇六年)(隠された起源―国家事業としての鉄道敷設のはじまり
国家と資本家の関係構築
鉄道国家と国有鉄道)
第2章 近代国家と民主主義と鉄道(一八八〇‐一九三六年)(「国」に実体を与える地方
政党政治黎明期の地方民と政治家
改軌と改正鉄道敷設法と日本のケインズ
民主主義を定着させた誘致活動)
第3章 国民意識と鉄道(一八九〇‐一九三七年)(政治的支配としての行幸啓
世俗的巡礼としての鉄道旅行
標準化した鉄道旅行―国体創出と想像)
第4章 結論―国民の夢を乗せて、列車は走る(なぜ鉄道が近代化を促したのか
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エピローグ
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