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<図書>
ミョウジ ノ レキシガク
名字の歴史学 / 奥富敬之 [著]
(講談社学術文庫 ; [2521])

データ種別 図書
出版者 東京 : 講談社
出版年 2019.4

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越谷図書館(2F文庫) 288.1||O57||文庫 1000590637


湘南図書館(2F文庫新書コーナー) K||B||2521 2211103570

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出版年 2019.4
大きさ 193p : 挿図 ; 15cm
一般注記 原本は2004年に角川書店より刊行
シリーズ番号はブックジャケットによる
本文言語 日本語
著者標目  奥富, 敬之(1936-) <オクトミ, タカユキ>
分 類 NDC8:288.1
NDC9:288.1
件 名 BSH:姓氏
NDLSH:姓氏
ISBN 9784065152874
NCID BB28023149
書誌ID B000901459
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
古代においては天皇より、地名や職能、序列などを表すための姓が与えられた。明治新政府は徴税や徴兵の必要から戸籍制度を整えるべく、全国民に名字の名乗りを義務づけた。地名、階層、職制、家系など多岐にわたる要素を組み込み、それぞれが確かに何かを表現する名字。成り立ちと変遷をたどる詳細かつ壮大な考察で、側面から日本の歴史を通観する。

[目次]
第1章 姓名は、天皇から賜わるもの(氏族をたばねた氏姓制度
天皇の権威を高めた賜姓
戸籍を軸にした律令体制
財政難が招いた臣籍降下
源平藤橘の意味)
第2章 名字は自分から名乗るもの(史料で見る名字と苗字
公家の名字、武家の名字
惣領家の名字、庶子家の名字
頼朝による源姓の独占)
第3章 姓名と名字の存続を決めるもの(賜姓によって行われる改姓
ときの権力によって左右される名字の存続
庶民が名字を名乗らなかった理由)
第4章 実名の変遷(さまざまな実名
一族の絆を深める系字と通字
天皇の実名は使えない
一般庶民の名前)

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