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<図書>
チュウセイ ノ コエ ト モジ : シンラン ノ テガミ ト 『ヘイケ モノガタリ』
中世の声と文字 : 親鸞の手紙と『平家物語』 / 大隅和雄著
(集英社新書 ; 0864D . シリーズ「本と日本史」 ; 3)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2017.1

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東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||0864D 2211093122

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出版年 2017.1
大きさ 187p : 挿図, 地図 ; 18cm
一般注記 参考文献: p186-187
本文言語 日本語
著者標目  大隅, 和雄(1932-) <オオスミ, カズオ>
ISBN 9784087208641
NCID BB22850349
書誌ID B000844721
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
本書が扱うのは、親鸞聖人の手紙や『平家物語』などの「声の記録」だ。その当時、文字を知らない大多数の民衆には「声」によって文化や思想が伝えられていた。親鸞聖人が遠隔地の弟子に向けて語りかけるように書いた、情感溢れる手紙を読み解き、当時の知識人と民衆の関係性を鮮やかに描き出す。また、同時期に成立した『平家物語』にも触れ、「声」が「文字」として書き留められることで成立した中世文化の誕生の背景を解き明かす。日本中世史学の泰斗による、研究の集大成となる一冊。

[目次]
まえがき―中世を体現する本
第1章 親鸞の著述
第2章 中世の手紙
第3章 世の移り行きを書く
第4章 平家の物語
あとがき―中世の声と文字