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<図書>
マボロシ ノ ゴダイ ビジュツカン ト メイジ ノ ジツギョウカ タチ
幻の五大美術館と明治の実業家たち / 中野明 [著]
(祥伝社新書 ; 407)

データ種別 図書
出版者 東京 : 祥伝社
出版年 2015.3

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東京あだち図書館(2F一般書架) 707.9||N39 2211088388

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出版年 2015.3
大きさ 301, vip, 図版 [8] p : 挿図 ; 18cm
一般注記 文献あり
本文言語 日本語
著者標目  中野, 明(1962-) <ナカノ, アキラ>
分 類 NDC8:707.9
NDC9:707.9
件 名 BSH:美術品 -- 収集  全ての件名で検索
BSH:実業家
ISBN 9784396114077
NCID BB18299799
書誌ID B000787187
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
大倉集古館、大原美術館、根津美術館など、実業家の蒐集品を展示する人気美術館は多い。その一方で、設立の夢を果たせなかった美術館があったことをご存知だろうか。本書はそれを、「幻の美術館」と呼ぶ。紹介する五館は、質量ともに十分なコレクションを所蔵。蒐集した実業家たちも公開をめざしていた。頓挫した背景にはいかなる事情があったのか?夢が叶っていたら、どんな美術館になっていたのか?わずかに残されていた貴重な資料をたどり、その全貌を明らかにする。美術・歴史愛好家、垂涎の一冊!

[目次]
プロローグ(大倉喜八郎と大倉集古館
藤田伝三郎と藤田美術館
根津嘉一郎と根津美術館
「幻の美術館」に終わった人たち)
第1章 大茶人 益田孝と小田原掃雲台「鈍翁美術館」(三井の大番頭・益田孝
大茶人で希代の美術品収集家
井上馨との出会い ほか)
第2章 生糸王 原富太郎と横浜三之谷「三溪美術館」(古建築のテーマパーク
原家の入り婿
原商店から合名会社へ ほか)
第3章 造船王 川崎正蔵と神戸布引「川崎美術館」(高橋箒庵の神戸行き
川崎正蔵の鳴かず飛ばずの前半生
造船業ブームの波に乗る川崎正蔵 ほか)
第4章 勝負師 松方幸次郎と東京麻布「共楽美術館」(林権助の言葉
株式会社川崎造船所の初代社長に就任
第一次世界大戦の勃発と大造船ブーム ほか)
第5章 美術商 林忠正と東京銀座「近代西洋美術館」(希代の画商・林忠正
起立工商会社の臨時通訳としてパリへ
フランスで巻き起こった浮世絵ブーム ほか)
エピローグ(彼らの美術館はなぜ幻に終わったのか
幻の美術館に残る未練)

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