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<図書>
タテナオス チカラ
立て直す力 / 上田紀行著
(中公新書ラクレ ; 666)

データ種別 図書
出版者 東京 : 中央公論新社
出版年 2019.9

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東京あだち図書館(3F一般書架)新書 CL||666 2211105222

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出版年 2019.9
大きさ 206p : 挿図 ; 18cm
本文言語 日本語
著者標目  上田, 紀行(1958-) <ウエダ, ノリユキ>
ISBN 9784121506665
NCID BB28842478
書誌ID B000912453
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
相次ぐ企業の偽装事件、ストレスで心身を病む会社員、つづく役人の文書改竄・不適切調査、そして長すぎる老後への不安。なぜ、こんな世の中になってしまったのか?本書は社会の「壁」を前に立ちつくし、苦悩を抱えて生きるすべての人に向けて書かれました。著者がフィールドワークで発見したスリランカの「悪魔祓い」、偉大なる仏教思想や志ある宗教者たちの言葉などを通して、生きる哲学としての「立て直す力」を熱く提言します。

[目次]
第1章 生きづらい社会(単一化された危ない社会
“奴隷”とデータ至上主義エリート
ノイズのない社会
いつの時代もこぼれ落ちる人はいる
傍らにあった宗教 ほか)
第2章 立て直す力としての「宗教」(お坊さんのイメージがわるい
母も仏教が嫌いだった
「阿弥陀さまとお浄土の話」という紙芝居
病室を照らした光
仏教の本質的な力 ほか)
第3章 「悪魔祓い」が教えること(心臓手術から得た示唆
スリランカの悪魔祓い
エネルギーの爆発
呪術師vs.悪魔
笑いと陽気さが充満する ほか)
第4章 祭りとこころ(日本の悪魔祓い的なるもの
農耕社会という大きな変革
「疎外」される人間
喜びを後回しされる農耕社会のツラさ
祭りはなぜ生まれたか ほか)
第5章 仏教の神髄―鈴木大拙の言葉から(「悟り」を体験する
ポジティブな競争心
知恵は慈悲によって力をもつ「愛」への誤解
処世術ではなく
「処生術」を生きる ほか)