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<図書>
エド バクフ ノ カンセンショウ タイサク : ナゼ トシ ホウカイ オ マヌガレタ ノカ
江戸幕府の感染症対策 : なぜ「都市崩壊」を免れたのか / 安藤優一郎著
(集英社新書 ; 1038D)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2020.10

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東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||1038D 2211109534

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出版年 2020.10
大きさ 206p ; 18cm
一般注記 文献: p205-206
本文言語 日本語
著者標目  安藤, 優一郎(1965-) <アンドウ, ユウイチロウ>
分 類 NDC8:493.8
NDC9:493.8
NDC10:493.8
件 名 BSH:感染症 -- 歴史  全ての件名で検索
BSH:日本 -- 歴史 -- 江戸時代  全ての件名で検索
ISBN 9784087211382
NCID BC03142950
書誌ID B000932740
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
江戸時代にも、日本は感染症(天然痘・麻疹・インフルエンザ・コレラ)に苦しめられた。とりわけ、人口が百万を超えた「過密都市」江戸は被害を最も受けやすかったが、都市崩壊のような事態には至らなかった。時の幕府が、医療政策と社会福祉政策に力を入れたからである。徳川吉宗、松平定信らは感染拡大にどう対処したのか?当時の“持続化給付金”の財源と給付対象は?ワクチンはどのように普及したのか?現代に通底するトピックを織り交ぜながら、江戸の町がいかにして危機を脱したかを解き明かす。

[目次]
プロローグ 感染症の歴史
第1章 江戸の疫病と医療環境(江戸の流行病
江戸の医療環境と薬ブームの到来)
第2章 将軍徳川吉宗の医療改革と小石川養生所の設立(薬草の収集と国産化政策
疫病の流行と処方集の配付
小石川養生所の設立
江戸の下層社会と生活補助)
第3章 江戸町会所の“持続化給付金”(江戸の飢饉と米騒動
寛政改革と江戸町会所の誕生
給付金が支給される三つの理由
天保の大飢饉と都市崩壊の危機)
第4章 幕末のコレラ騒動と攘夷運動の高揚(幕末の政情不安と開国
コレラ大流行
連続する疫病の流行と社会情勢の悪化
江戸開城と町会所)
第5章 種痘の普及と蘭方医術の解禁(種痘技術の導入
種痘所の設置
医学所の誕生
エピローグ 感染防止と経済活動の維持

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