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<図書>
タニザキ ジュンイチロウ セイヨク ト ブンガク
谷崎潤一郎性慾と文学 / 千葉俊二著
(集英社新書 ; 1030F)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2020.8

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越谷図書館(B1一般書架) 910.268||Ta88c 1000605208


東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||1030F 2211108160

書誌詳細を非表示

出版年 2020.8
大きさ 254p : 挿図 ; 18cm
別書名 異なりアクセスタイトル:谷崎潤一郎 : 性慾と文学
一般注記 主要参考文献: p242-247
本文言語 日本語
著者標目  千葉, 俊二(1947-) <チバ, シュンジ>
分 類 NDC8:910.268
NDC9:910.268
NDC10:910.268
NDLC:KG693
件 名 NDLSH:谷崎, 潤一郎(1886-1965)
BSH:谷崎, 潤一郎
ISBN 9784087211306
NCID BC01903499
書誌ID B000929358
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
谷崎潤一郎は「無思想の作家」と称されていた。階級闘争を標榜したプロレタリア文学が隆盛をきわめた時代も、戦時体制のもとに民族主義的な思潮が台頭した時代も、谷崎は魅惑的な女性の美しさを描くためだけに命をささげ作品を紡いだ。誰しも政治、実業、学問などで身を立てることを願った、明治という立身出世の時代にあって、なぜ谷崎は社会の変革などよりも官能の充足の方がもっと大切だという人生観を抱くようになったのか。谷崎研究の第一人者が、その人生と作品群を詳細に検証する。

[目次]
1 作家の誕生(“神童”のゆくえ―聖人願望と春の目覚め
“性の解放”へ向かって―美的生活論からクラフト・エビングへ
“永久機関”の発明―『刺青』の基底にあるもの
痴愚礼讃の系譜―『痴人の愛』の方へ)
2 文豪への道(ヴァイニンガー再読―「タイプ」の発見
恋愛と色情―妻譲渡事件から『盲目物語』へ
“松の木影”の下―『春琴抄』の到達
戦中から戦後へ―『源氏物語』現代語訳と『細雪』『少将滋幹の母』)
資料翻刻 草稿「恋愛と色情」(谷崎潤一郎)

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