このページのリンク

<図書>
ツレズレグサ ノ ジュウシチセイキ : キンセイ ブンゲイ シチョウ ノ ケイセイ
徒然草の十七世紀 : 近世文芸思潮の形成 / 川平敏文著

データ種別 図書
出版者 東京 : 岩波書店
出版年 2015.2

所蔵情報を非表示



越谷図書館(B1一般書架) 914.45||Ka92 1000539901

書誌詳細を非表示

出版年 2015.2
大きさ xvi, 455, 15p : 挿図 ; 22cm
別書名 異なりアクセスタイトル:徒然草の十七世紀 : 近世文芸思潮の形成
本文言語 日本語
著者標目  川平, 敏文(1969-) <カワヒラ, トシフミ>
分 類 NDC8:914.45
NDC9:914.45
件 名 BSH:吉田, 兼好
BSH:徒然草
BSH:日本文学 -- 歴史 -- 江戸時代  全ての件名で検索
ISBN 9784000239011
NCID BB18247456
書誌ID B000550596
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
十四世紀に誕生した徒然草は、中世から近世へと移行する十七世紀において「再発見」され、爆発的流行の時期を迎える。変革の時代の中、人びとは新しい「古典」に何を見出そうとしたのか。漢学者・和学者たちの注釈書、古典講釈による庶民教化など、幅広い受容の様相をたどることで、近世文学の母体の一つとなった徒然草の姿を浮かび上がらせる。

[目次]
1 徒然草の位相―文芸と学問のあいだ(徒然草の「発見」―慶長文壇史の一齣
「つれづれ」の季節―十七世紀の時代思潮 ほか)
2 「情」と「理」のゆくえ―和学史再考にむけて(林羅山『野槌』論―中世歌学への挑戦
高田宗賢『徒然草大全』論―教誡主義からの離脱 ほか)
3 徒然草を「読む」「聞く」―古典講釈と庶民教化(徒然草講釈の技法―元禄‐享保期の指南書から
注釈と講釈―類版問題の余波 ほか)
4 注釈者たちの肖像(伊藤栄治―『鉄槌』編者説
南部草寿―明儒の風貌 ほか)
5 徒然草の波紋(徒然草から江戸文学へ―古典の転生
徒然草の図像学―近世初期の扇面と屏風 ほか)

 類似資料