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<図書>
ダマッテ オドレ、エレクトラ : ホフマンスタール ノ ゲンゴ キキ ト ニホン
黙って踊れ、エレクトラ : ホフマンスタールの言語危機と日本 / 関根裕子著

データ種別 図書
出版者 横浜 : 春風社
出版年 2019.3

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越谷図書館(B1一般書架) 942.7||Se36 1000589419

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出版年 2019.3
大きさ 371, xxiip : 挿図 ; 22cm
別書名 標題紙タイトル:Schweig, und tanze, Elektra : Hugo von Hofmannsthals Sprachkrise und Japan
異なりアクセスタイトル:黙って踊れエレクトラ : ホフマンスタールの言語危機と日本
一般注記 博士論文「ホフマンスタールと日本 : 大正の『エレクトラ』公演をめぐって」(筑波大学, 2017年度) に加筆・修正を加えたもの
参考文献: 巻末px-xxii
本文言語 日本語
著者標目  関根, 裕子 <セキネ, ユウコ>
分 類 NDC8:942
NDC9:942.7
NDC10:942.7
件 名 BSH:Hofmannsthal, Hugo von
BSH:エレクトラ
BSH:オリエンタリズム
ISBN 9784861106378
NCID BB28099490
書誌ID B000900922
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
「西洋」から「東洋」へ、「言葉」から「身体」へ。ウィーン世紀転換期文学を代表する作家フーゴー・フォン・ホフマンスタール。代表戯曲の一つ『エレクトラ』や、その日本初演をめぐる演出家・松居松葉、森鴎外らとの書簡から、ホフマンスタールが希求した「東洋」「日本」の姿、20世紀初頭の異文化交流の在り様を探る。

[目次]
序論 二通の書簡―「西洋」と「東洋」の交差
第1章 ホフマンスタールの「オリエント」像(言語危機と「オリエント」
ドイツ語圏のオリエンタリズムとホフマンスタール)
第2章 ギリシア関連作品に表われたオリエント性(『エレクトラ』
『恐れ/対話』
『ギリシア』)
第3章 ホフマンスタールの日本像とその変遷(ジャポニスム以前の日本への関心
「若きウィーン派」とジャポニスム
ホフマンスタールとハーン
『心』のホフマンスタール作品への影響
人間存在の超個人性
『エレクトラ』のなかの「プレエクシステンツ」と「エクシステンツ」)
第4章 非西欧的身体表現(「未知なる言語」を求めて
貞奴の印象
モダン・バレエの先駆者たちからの影響
『エレクトラ』の踊り)
第5章 松居松葉による『エレクトラ』日本初演(明治・大正期のホフマンスタール変容
松葉の『エレクトラ』公演
『エレクトラ』の反響)
結論 憧れと錯覚の文化交流―新たな自己創造のために

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