このページのリンク

<図書>
ヨウサイ ソウワ : 15セイキ チョウセン キタン ノ セカイ
「慵斎叢話」 : 15世紀朝鮮奇譚の世界 / 野崎充彦著
(集英社新書 ; 1026D)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2020.6

所蔵情報を非表示



東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||1026D 2211107394

書誌詳細を非表示

出版年 2020.6
大きさ 238p : 挿図 ; 18cm
別書名 異なりアクセスタイトル:慵斎叢話 : 15世紀朝鮮奇譚の世界
一般注記 参考文献: p234-238
本文言語 日本語
著者標目  野崎, 充彦 (1955-) <ノザキ, ミツヒコ>
分 類 NDC8:929.14
NDC9:929.14
NDC10:929.14
件 名 BSH:成, 俔
BSH:慵斎叢話
ISBN 9784087211269
NCID BB31007322
書誌ID B000924416
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
韓国が“近くて遠い”と称されるのは“日本に似て非なる”国だからでもある。であればこそ親しみやすい反面、食い違いが生じれば忽ち嫌韓感情を生んでしまう。その克服には古典回帰が有効かもしれない。韓国文化の母体は朝鮮時代にあるが、なかでも朱子学(儒教)を通じて国家建設を目指した「士大夫」と呼ばれる科挙合格官僚で、朝鮮前期に活躍した成俔の随筆「慵斎叢話」は当時の世相を知る最上の資料だ。この「慵斎叢話」には宮中世界、歴史・文学、自然現象から巷の奇譚・笑話に至るまで多様な話があるが、本書では極めて人間くさい話題を中心に、我々の儒教社会に対する先入観を打ち破る奇異譚をお届けする。

[目次]
はじめに 儒者の随筆
第1章 僧のいる風景
第2章 パンス―盲僧の占卜・祈禱・呪詛
第3章 飲食男女、人の大欲存す
第4章 愉快な士大夫たち
第5章 成俔の家門と兄弟
第6章 成俔の時代と『慵斎叢話』の視野と語りの世界
おわりに その後の成俔

 類似資料