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<図書>
キョウドウ ソンザイ ノ ゲンショウガク
共同存在の現象学 / レーヴィット著 ; 熊野純彦訳
(岩波文庫 ; 青(33)-693-1)

データ種別 図書
出版者 東京 : 岩波書店
出版年 2008.10

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湘南図書館(2F文庫新書コーナー) I||B||693-1 2211071309

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出版年 2008.10
大きさ 508, 3p ; 15cm
別書名 原タイトル:Das Individuum in der Rolle des Mitmenschen
一般注記 底本: 『レーヴィット著作集』第1巻 (Sämtliche Schriften, Bd.1, Stuttgart : J.B. Metzlersche Verlagsbuchhandlung, 1981)
本文言語 日本語
著者標目  Löwith, Karl, 1897-1973
 熊野, 純彦(1958-) <クマノ, スミヒコ>
ISBN 9784003369319
NCID BA8756010X
書誌ID B000744289
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
“互いに共に在ること”は、人間の基礎的な構造である。“私”はつねに“きみ”に対して存在し、“私”を根底から規定するのは“きみ”である。師ハイデガーの問題圏を引き継いで、“共同相互存在”のあり方と日常の生のかたちを濃やかに分析する、日本でも教鞭を執ったユダヤ系哲学者(1897‐1973)の独創的な思考。

[目次]
1 フォイエルバッハの将来の哲学の根本命題
2 共同相互存在の構造分析(共同世界と「世界」ならびに「周囲世界」との関係
共同世界の内在的諸構造)
3 相互に自立的なありかたをしている一者と他者(現代の問題設定の批判的な叙述
人間の「自律」のカントによる基礎づけ)
4 私の「唯一性」における“私自身”(責任ある関係は或る者をただ「関係にそくして」顕わにする一方、或る者が「自体的に」どのように在るかを覆ってしまう
じぶん自身への独特な関係の可能性が「個性」を構成する ほか)