このページのリンク

<図書>
オトコ ガ オンナ オ ヌスム ハナシ : ムラサキノウエ ワ シアワセ ダッタノカ
男が女を盗む話 : 紫の上は「幸せ」だったのか / 立石和弘著
(中公新書 ; 1965)

データ種別 図書
出版者 東京 : 中央公論新社
出版年 2008.9

所蔵情報を非表示



湘南図書館(2F文庫新書コーナー) C||1965 2211070852

書誌詳細を非表示

出版年 2008.9
大きさ iv, 227p, 図版 [4] p : 挿図 ; 18cm
別書名 異なりアクセスタイトル:男が女を盗む話 : 紫の上は幸せだったのか
一般注記 参考文献: p222-227
本文言語 日本語
著者標目  立石, 和弘 <タテイシ, カズヒロ>
分 類 NDC8:913.3
NDC9:913.3
件 名 BSH:物語文学
BSH:結婚
BSH:女性(文学上)
ISBN 9784121019653
NCID BA87180390
書誌ID B000743403
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
『源氏物語』の主人公光源氏と紫の上は正式な婚姻関係を結んでいない。光源氏による強引な掠奪によって二人の関係は始まり、このことは物語のその後の展開に大きな影をおとしている。平安物語文学は『源氏物語』のみならず、『伊勢物語』『更級日記』などでも掠奪婚=「男が女を盗む話」を繰り返し描いてきた。男はなぜ女を盗むのか、女はそれにどう対処したのか。新たな切り口で千年前の物語が甦る。

[目次]
第1章 『伊勢物語』の嫁盗み(芥川段はどう描かれたか
芥川段はどう語られたか
背負われる女
男女のコミュニケーション
鬼と女
嫁盗みの失敗)
第2章 『大和物語』の嫁盗み(拒む女
身分違いの恋
女性拉致監禁事件
安積山段を読み直す)
第3章 『源氏物語』の嫁盗み(映画の中の描かれ方
若紫掠奪
紫の上は「幸せ」だったのか
移動させられる女たち
柏木と女三の宮)
第4章 嫁盗みの反転(『更級日記』竹芝寺縁起
笑話としての嫁盗み)

 類似資料