このページのリンク

<図書>
シホン シュギ ノ コクフク : キョウユウロン デ シャカイ オ カエル
資本主義の克服 : 「共有論」で社会を変える / 金子勝著
(集英社新書 ; 0777A)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2015.3

所蔵情報を非表示



東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||0777A 2211088281

書誌詳細を非表示

出版年 2015.3
大きさ 204p ; 18cm
本文言語 日本語
著者標目  金子, 勝(1952-) <カネコ, マサル>
ISBN 9784087207774
NCID BB1827454X
書誌ID B000787120
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。

[目次]
序章 ワンフレーズ化された経済政策
第1章 共有論のパースペクティブ
第2章 グローバリズムの歴史的意味
第3章 グローバリズムは何を強要するのか
第4章 資本主義はどう変化してきたか
第5章 社会保障制度における「自由と平等」
第6章 波動から資本主義を見る
第7章 新しい独占をめぐる対抗
第8章 地域民主主義の可能性