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<図書>
カイケンテキ ゴケンロン
改憲的護憲論 / 松竹伸幸著
(集英社新書 ; 0914A)

データ種別 図書
出版者 東京 : 集英社
出版年 2017.12

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東京あだち図書館(3F一般書架)新書 SS||0914A 2211097106

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出版年 2017.12
大きさ 222p ; 18cm
本文言語 日本語
著者標目  松竹, 伸幸 (1955-) <マツタケ, ノブユキ>
分 類 NDC8:323.149
NDC9:323.149
件 名 BSH:憲法 -- 日本  全ての件名で検索
BSH:憲法改正
BSH:自衛隊
ISBN 9784087210149
NCID BB25117392
書誌ID B000866332
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
二〇一七年一〇月の衆議院選挙で争点となった改憲。しかし政権与党が提示する、憲法九条に自衛隊を付記する加憲案をめぐって、国民、メディアの間で、その狙いや問題点に関する議論はどれほど深まっただろうか。自衛隊を付記しようという加憲案と付記を許さない護憲派。護憲派が従来の立場からどんなに批判を展開しても、改憲派と護憲派の争いの焦点が、自衛隊を認めるかどうかにあると国民の目に映るとすれば、圧倒的多数が自衛隊に共感を持っている今、護憲派は見放されるのではないか。だとしたら、護憲派はどんな論点を提示できるのか―。著者が深い危機感からたどりついた「改憲的護憲論」を世に問う一冊。

[目次]
第1章 護憲派とはどういう人のことか(非武装の改憲派、専守防衛の護憲派の登場
専守防衛か非武装中立かの対立は見せかけ ほか)
第2章 「戦争」と「平和」は対義語なのか(侵略戦争と同じ数だけの自衛戦争がある
戦争と平和は通じ合っている ほか)
第3章 共産党は憲法・防衛論の矛盾を克服できるか(「中立自衛」政策のもとでの矛盾と葛藤
憲法九条を将来にわたって堅持する時代の矛盾 ほか)
終章 護憲による矛盾は護憲派が引き受ける
補論 自衛隊の違憲・合憲論を乗り越える(名古屋高裁イラク判決の意味を探る
長沼訴訟違憲判決の論理構造 ほか)

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