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<図書>
セイオウ ノ メ
西欧の眼 / 渡辺公三著
(身体・歴史・人類学 ; 2)

データ種別 図書
出版者 東京 : 言叢社
出版年 2009.7

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越谷_人間科学部12 3889.04||W46||2 1000430369

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出版年 2009.7
大きさ vii, 412, 42p ; 20cm
一般注記 年表: p [160] - [163]
参考文献: 巻末p26-42および本文註節末
本文言語 日本語
著者標目  渡辺, 公三(1949-) <ワタナベ, コウゾウ>
分 類 NDC9:389.04
件 名 NDLSH:文化人類学
NDLSH:民族学
ISBN 9784862090300
NCID BA90797912
書誌ID B000449224
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
征服者コロンブスを糾弾し、告白を武器として戦ったラス・カサス。先住民の土地の自由な剥奪を賭けて戦われたアメリカ独立革命。植民者たちに抹殺されたコンゴ独立のリーダー、ルムンバ。人類学は「西欧の眼」のなかで育ちつつ、どれだけ西欧自身を対象化しえてきたのか。いかに人類学は、人間存在の“今”を照らし出す想像力を獲得しうるのか。人類学史への再検討から「現代世界」の人類学へ。

[目次]
1(ナショナリズム・マルチナショナル・マルチカルチュラリズム―多文化主義の歴史的文脈
ザイールの崩壊からコンゴ民主共和国へ―「国家建設」は追求されたのか
パトリス・ルムンバ―ひとりの「開化民」の生成と消失)
2(神判の解体―アフリカにおける妖術現象の歴史民族学への一視点
歴史人類学の課題―ヒストリアとアナール派のあいだに
構造と歴史―サーリンズの歴史は構造を超えたか)
3(両義的西欧と「近代」への問い―ルイ・デュモン『個人主義論考』の余白に
一九世紀のフランス市民社会と人類学の展開―共和主義と人種
個体の倒錯図法へのノート―A・ペルティヨンと人類学の世紀末
アメリカ人類学の発生現場を検証する―モーガンとインディアン「土地問題」へのメモ)
4(古代文学と人類学―テクストからフィールドへ
ディディエ・アンジュー紹介―『皮膚‐自我』解説
幻想と現実のはざまのインセスト・タブー―フロイトからレヴィ=ストロースへ
マルセル・モースにおける現実と超現実―シュールレアリズムへ向けた人類学からのいくつかの断片)

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