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<図書>
ジェンダー
ジェンダー / 姫岡とし子 [ほか] 著
(近代ヨーロッパの探究 / 望田幸男, 村岡健次監修 ; 11)

データ種別 図書
出版者 京都 : ミネルヴァ書房
出版年 2008.7

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湘南図書館(2F一般書架) 230.6||Ki42||11 2111105955

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出版年 2008.7
大きさ xvii, 348, 23p : 挿図, 肖像 ; 22cm
一般注記 研究動向: 巻末p1-23
その他の著者: 長谷川まゆ帆, 河村貞枝, 松本彰, 中里見博, 砂山充子, 菊川麻里
本文言語 日本語
著者標目  姫岡, とし子(1950-) <ヒメオカ, トシコ>
 長谷川, 博子(1957-) <ハセガワ, ヒロコ>
 河村, 貞枝(1943-) <カワムラ, サダエ>
 松本, 彰(1948-) <マツモト, アキラ>
 中里見, 博(1966-) <ナカサトミ, ヒロシ>
 砂山, 充子 <スナヤマ, ミツコ>
 菊川, 麻里 <キクカワ, マリ>
分 類 NDC8:230.6
NDC9:230.6
件 名 BSH:西洋史 -- 近代  全ての件名で検索
ISBN 9784623046546
NCID BA86556242
書誌ID B000742299
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
啓蒙期の科学は解剖学的な差異と精神性を関連させ、男女は身体的のみならず能力や性格においても本質的に異なるというジェンダー観を成立させた。このジェンダー観は、近代社会の形成にあたって規定的な力として作用し、人びとの居場所や役割、行動規範を定めるとともに、政治・経済・社会のさまざまな制度のなかに組み込まれていく。本書では、知の専門化、参政権運動、協会活動、母性福祉、社会保険、戦争という歴史事例をとりあげ、ジェンダーの構築と変容の過程、構造をつくりだす力としてのジェンダーの作用、そしてヨーロッパの女たち、男たちが近代のジェンダー化された社会をどう生きたのかを描きだす。ヨーロッパ諸国における女性史とジェンダー史をめぐる動向も合わせて考察。

[目次]
第1章 近代フランスの医療と身体 救済の手と簒奪の手が…―モケ・ド・ラ・モットの助産とジェンダー
第2章 女性参政権運動 「マンズ・シェア」―イギリス女性参政権運動への男性のかかわり
第3章 歌うドイツの男たち 一九世紀ドイツにおける男声合唱運動―ドイツ合唱同盟成立(一八六二年)の過程を中心に
第4章 ジェンダーの構造化と裁判 健康な母親と強壮な子孫―アメリカ社会福祉制度形成における裁判所判決とジェンダー
第5章 社会保険とジェンダー 近代化過程における労働者のジェンダー化―ドイツにおける社会保険制度の成立とジェンダー
第6章 女性にとって戦争とは 戦争とジェンダー―スペイン内戦の場合
第7章 イタリアの性差の歴史 性差から歴史を語る―イタリアにおける女性史と“ジェンダー”

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