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<図書>
アクム ノ イリョウシ : ジンタイ ジッケン グンジ ギジュツ センタン セイメイ カガク
悪夢の医療史 : 人体実験・軍事技術・先端生命科学 / W.ラフルーア, G.ベーメ, 島薗進編著 ; 中村圭志, 秋山淑子訳

データ種別 図書
出版者 東京 : 勁草書房
出版年 2008.10

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湘南図書館(3F一般書架) 490.2||L13 2111109189

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出版年 2008.10
大きさ xvii, 331, 11p ; 22cm
別書名 原タイトル:Dark medicine : rationalizing unethical medical research
異なりアクセスタイトル:悪夢の医療史 : 人体実験軍事技術先端生命科学
一般注記 参考文献: 章末
本文言語 日本語
著者標目  LaFleur, William R., 1936-2010
 Böhme, Gernot
 島薗, 進(1948-) <シマゾノ, ススム>
 中村, 圭志(1958-) <ナカムラ, ケイシ>
 秋山, 淑子(1962-) <アキヤマ, ヨシコ>
分 類 NDC8:490.2
NDC9:490.2
NDC9:498.02
件 名 BSH:医学 -- 歴史  全ての件名で検索
BSH:医療倫理 -- 歴史  全ての件名で検索
NDLSH:医療 -- 歴史  全ての件名で検索
ISBN 9784326101849
NCID BA87469631
書誌ID B000744686
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
バイオテクノロジー開発に人を駆り立てるものは何か。再生医療・生殖技術・脳科学など、今日の先端医療や生命科学への熱狂は、20世紀の医学史・生命科学史の数々の悪夢を思い起こさせる。哲学、宗教学、社会学、科学史、生命科学などの先鋭的な研究者が、非倫理的医学研究とその正当化の歴史、今日的意義を討究したアクチュアルな研究書。グローバルなバイオテクノロジー開発競争の下、過去から学ぶべき医学研究の倫理とは。

[目次]
第1部 繰り返される暴走(非倫理的な医学研究の合理化―ヴィクトル・フォン・ヴァイッゼッカーの事例を真剣に受け止める
医学、道徳、歴史―ドイツの『エティーク』誌と人体実験の限界
人体実験とインフォームド・コンセント―現在までの道のり
学者たちの沈黙
悪の倫理学―ナチスの医学実験がもたらした課題と教訓
七三一部隊と一九八九年に発見された多数の遺骨―医学者たちの組織犯罪
バイオハザード―七三一部隊と戦後日本の国民的「忘れやすさ」の政治学
生物兵器―米国と朝鮮戦争
実験的傷害―二〇世紀中葉の米国における銃弾傷弾道学と航空医学
生命倫理へのつまづきの石―冷戦初期の人体実験政策)
第2部 論争の現在(医原病の倫理学のために
脳死・臓器移殖の現在―「生き残り」戦略か「無常」戦略か
「人体革命」の時代を考える―「人間の尊厳」概念と「自己決定権」に対する批判的視座
人の胚の研究に慎重でなければならない理由―人間の尊厳の異なる考え方
日本における優生学、生殖技術とフェミニズムのディレンマ
ユートピアの罠を拒否する―研究開発、合理化、ハンス・ヨナス)

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