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<図書>
インテリジェンス ノ セカイシ : ダイニジ セカイ タイセン カラ スノーデン ジケン マデ
インテリジェンスの世界史 : 第二次世界大戦からスノーデン事件まで / 小谷賢著
(岩波現代全書 ; 079)

データ種別 図書
出版者 東京 : 岩波書店
出版年 2015.12

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東京あだち図書館(3F一般書架) 391.6||Ko92 2111131657

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出版年 2015.12
大きさ vii, 207, 6p : 挿図, 地図 ; 19cm
一般注記 参考文献: 巻末p1-5
本文言語 日本語
著者標目  小谷, 賢(1973-) <コタニ, ケン>
分 類 NDC8:391.6
NDC9:391.6
件 名 BSH:情報機関 -- 歴史  全ての件名で検索
NDLSH:インテリジェンス (情報活動) -- 歴史  全ての件名で検索
NDLSH:通信傍受
ISBN 9784000291798
NCID BB20234694
書誌ID B000820128
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
通信傍受や暗号解読は、第一次世界大戦時に外交・安全保障上の必要性から生じ、第二次世界大戦においては、傍受する対象国が複数となり、暗号自体も複雑化したため、米英間にUKUSA協定が結ばれた。戦争が終結するとソ連の脅威に対抗するため、この協定にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが加わり、ファイブ・アイズ諸国の体制が確立し、冷戦を裏から支えた。ソ連が崩壊し、冷戦が終結すると、肥大化したインテリジェンス組織は縮小させられたが、9・11同時多発テロによって、テロとの戦いという方向性が明確になっていく。こうして情報組織はネットから世界中のデータを吸い上げるようになる。国際政治の複雑怪奇な実態を裏から眺めるもう一つの現代史。

[目次]
第1章 通信傍受と暗号解読の歴史(通信傍受の歴史
第二次世界大戦までの米英の暗号解読活動)
第2章 米英インテリジェンス同盟の構築(米英情報協力の始まり
第二次世界大戦の終結とUKUSA協定)
第3章 対共産圏の通信傍受包囲網―冷戦前半期(NSAの誕生
ファイヴ・アイズの成立
冷戦初期のUKUSA
対ソ情報収集活動の進展―スエズ危機、ベルリン・トンネル作戦
拡大する通信傍受活動―キューバ危機、ヴェトナム戦争)
第4章 進化する通信傍受技術―冷戦後半期(通信傍受手法の技術的進展―通信衛星、海底ケーブル
UKUSA間の軋轢―デタントの波紋
人口に膾炙するUKUSA
ソ連への機密漏洩
苦悩するGCHQ)
第5章 変容を迫られるUKUSA―冷戦後(変化するUKUSA―湾岸戦争、情報組織に対する監視
同時多発テロの衝撃―9・11、イラク戦争、スノーデン事件)

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