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<図書>
フドキ セツワ ノ ヒョウゲン セカイ
風土記説話の表現世界 / 谷口雅博著

データ種別 図書
出版者 東京 : 笠間書院
出版年 2018.2

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越谷図書館(B1一般書架) 913.2||Ta87 1000575653

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出版年 2018.2
大きさ ix, 291, 8p ; 22cm
別書名 標題紙タイトル:The expression world of story in "Fudoki"
一般注記 引用テキスト: pviii-ix
初出一覧: p285-287
本文言語 日本語
著者標目  谷口, 雅博(1960-) <タニグチ, マサヒロ>
分 類 NDC8:913.2
NDC9:913.2
件 名 BSH:風土記
ISBN 9784305708908
NCID BB25783805
書誌ID B000871381
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
風土記は、各編者が地域独自の文書として仕上げ、中央へ提出したものであった。そのため、各国風土記の文章には土地の言葉を示そうとする様々な「装い」が凝らされ、そこに文学作品として享受し得る要因が存在する。まとまった写本が伝わる、常陸・出雲・豊後・肥前・播磨国の風土記を対象に、文字テキストとして神話・説話を検討し、構成や配列意識も含め、文学作品としての意義・価値を位置づける。

[目次]
風土記の成立と性質
第1部 風土記の異伝(『常陸国風土記』国号起源説話考
『播磨国風土記』「一云」「一家云」の用法
『肥前国風土記』佐嘉郡郡名起源説話の特質―異伝記載の意図を考える)
第2部 風土記の作品世界(『常陸国風土記』「風俗諺」の記載意義
『常陸国風土記』倭武天皇の時代認識
『常陸国風土記』多珂郡「サチ争い」説話の意義 ほか)
第3部 風土記神話の文学性(風土記の異類婚―始祖を語る“型”
『常陸国風土記』香島郡「事向」の文脈
『出雲国風土記』の「御祖命」―仁多郡三津郷を中心に ほか)
終章 風土記の装いと記事配列意識

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