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<図書>
セッキョウ : ヒト ワ シンブツ ニ ナニ オ タクソウ ト スル ノカ
説経 : 人は神仏に何を託そうとするのか / 神戸女子大学古典芸能研究センター編
(神戸女子大学古典芸能研究センター叢書 / 神戸女子大学古典芸能研究センター編 ; 3)

データ種別 図書
出版者 大阪 : 和泉書院
出版年 2017.3

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越谷_日文科05 912.4||Ko13 1000576126

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出版年 2017.3
大きさ ii, 379p, 図版 [2] p : 挿図, 地図 ; 22cm
一般注記 注あり
本文言語 日本語
著者標目  神戸女子大学古典芸能研究センター <コウベ ジョシ ダイガク コテン ゲイノウ ケンキュウ センター>
分 類 NDC8:912.4
NDC9:912.4
件 名 BSH:説経節
ISBN 9784757608313
NCID BB23426578
書誌ID B000872119
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
闇夜を行く境涯にも、やがて一条の光明が訪れる。「救い救われる」説経の物語は日本人の心情を捉えて離さない。その説経の魅力を生成論の立場から、国文学・歴史学・民俗学・宗教学など多方面の最高の知見を結集し、研究水準を別次元に押し上げた画期的な研究成果。

[目次]
序論 語り物としての説経―栄華循環の神仏利生譚
第1章 説経の成立(説教から説経へ―西大寺流律僧の説話世界を軸に
『直談因縁集』所収説話と説経
慶長六年の「操説経興行」と慶長三年の遺跡出土かしらをめぐって
絵画化された説経―絵巻・奈良絵本のさまざま)
第2章 説経作品の諸相―道を行く物語(「かるかや」の物語―「高野巻」と四国の弘法大師伝承との関係
「さんせう太夫」の物語―膚の守の地蔵菩薩と系図の巻物
「をぐり」の物語―十王由来譚
説経正本「松浦長者」の成立)
第3章 説経の周縁(説教者と身分的周縁
『信太妻』という語り物―狐と文殊が託したもの
越前大野城下の座頭と瞽女
真宗寺院における教化の諸相―「絵解」の成立)
付録(翻刻紹介) ドイツ・フランクフルト市立工芸美術館蔵フォーレッチ・コレクションの奈良絵本群について
結語

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