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<図書>
ヒョウショウ メディアロン コウギ セイギヘン
表象メディア論講義正義篇 / 原宏之著

データ種別 図書
出版者 東京 : 慶應義塾大学出版会
出版年 2008.7

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越谷図書館(B2一般書架) 361.45||H31 1000400030


東京あだち図書館(3F一般書架) 361.453||H31 2111106595

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出版年 2008.7
大きさ vii, 330p ; 20cm
別書名 異なりアクセスタイトル:正義篇 : 表象メディア論講義
一般注記 参考文献: 各章末
本文言語 日本語
著者標目  原, 宏之(1969-) <ハラ, ヒロユキ>
分 類 NDC8:361.45
NDC9:361.453
件 名 BSH:マス・メディア
BSH:正義
ISBN 9784766415452
NCID BA86541631
書誌ID B000409862
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
私たちの日常はますます「画面」の環境に支配されているが、グローバル化の現在、逆説的にも「世界」はますます見え難くなっている。報道・配信は、OECDに縁のある地域(または報道機関が保障のリスクを負わなくてすむような安全地帯)に限られ、それが「世界」として呈示されている。アフリカや太平洋の島で生じた出来事は報道されることなく、出来事としての資格も奪われて、歴史から忘却されていく。特区(フリーゾーン)の工場で働く「奴隷」たちの映像は流れないが、その「奴隷」たちが生産した衣服や小物はPRされ続けている。「カメラのない場所」には出来事が生じていないという錯誤があるのである。いま世界で何が起きているのか?その事実や精確な情報を得る術を学び、グローバル化する世界とマスメディアの報道する“創られた世界像”を捨象し、オルタナティブな世界像を考える契機を提供する。

[目次]
Introduction ご冗談でしょう、きょうの世界?―1000兆円の債務残高で遺書を残して死んだ政治の物語
第1回講義 長い歴史の後の“正義”を問うための導入
第2回講義 わたしたちの世界の実相―ネオリベラリズムと監視―管理社会
第3回講義 世界はどこにあるのか?―怒りとパロディ
第4回講義 「世界」と米国―米国というもうひとつの世界
第5回講義 『ゆきゆきて、神軍』にみる証言の構造
第6回講義 証言・記憶・トラウマ
第7回講義 正義・法・暴力
第8回講義 想像力、呼びかけ、赦し
補講 宇宙、生の技芸、縁起

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