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<図書>
ワタシ ノ ホン ノ セカイ
私の「本の世界」 / 中井久夫著
(ちくま学芸文庫 ; [ナ16-7] . 中井久夫コレクション)

データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2013.3

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越谷図書館(2F文庫) 493.7||N34||文庫 1000502375


越谷_教職課程07
1000595218

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出版年 2013.3
大きさ 358p ; 15cm
別書名 異なりアクセスタイトル:私の本の世界
一般注記 『中井久夫著作集』(岩崎学術出版社)および『精神科医がものを書くとき』(全2冊、広英社)をもとに、書評・解説などをまとめて編み直したもの
本文言語 日本語
著者標目  中井, 久夫(1934-) <ナカイ, ヒサオ>
分 類 NDC8:493.7
NDC9:493.7
件 名 BSH:精神医学
ISBN 9784480095206
NCID BB12069162
書誌ID B000514070
目次/あらすじ
日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より

[あらすじ]
高校時代以来六十余年、精神科医となってからも、著者の傍らにはいつもヴァレリーの書があった。コレクション最終巻では、数々の書評や、読書をめぐる達意のエッセイに加え、精神科医としての深い読みから生まれた独自のヴァレリー論を収録する。著者にとってヴァレリーはいつも危機の中にあった。最初の危機は若き日、にわかに拡大した知的視界を前にして陥った「自己同一性拡散」である。自己の底に無限の力を感じるが、現実の前では無に等しいという感覚。そして嵐の夜に経験した超覚醒状態…。「ジェノアの危機」と言われるこの深刻な事態を、著者は自己支配のパラドックスという視点で読み解いていく。

[目次]
1 ヴァレリーについて(ポール・ヴァレリーと青年期危機
船と海とヴァレリー ほか)
2 書評(書評の書評
ソーレル『人間の手の物語』 ほか)
3 本と仕事の周辺(バリント『治療論からみた退行―基底欠損の精神分析』あとがき
レンベルガー『無意識の発見―力動精神医学発達史』あとがき ほか)
5 読書アンケートに応えて(「翻訳の世界」翻訳書選者としてのコメント
「みすず」読書アンケート)

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